アメリカと欧州が別という考え方は甘い。

»No.63470さん
>バブル崩壊やBIS規制・時価会計など白人のルール変更で苦しめられた日本ですが、
>結果的にそのおかげで、未だ片付いていないリーマンショックの不良債権問題では一番ダメージが少なかったですし、
>金融の虚業にウツツを抜かすこともありませんでした。
 日本で問題が発火するのが一巡早かったんです。
(と言うか、日本バブルの後始末を利用して日本から取り上げた資金が、世界的バブルを引き起こすきっかけになっています)
 日本はバブルに対して自分の手だけで常識的な片付け方が出来ましたし、モラルハザードもきちんと罰しました。
 日本の(自称)知的エリートはモラルハザードを起こした金融を救おうとしましたが、時間切れで叶いませんでした。
「日本官僚が無能で手が遅かったからだ」とは、増田悦佐氏の意見ですが。
 自分は、官僚たちが金融関係者を救うのが嫌でサボタージュしたのだろうと考えています。
 これによって、たくさんの人が文字通り首を括る事になっています。その無惨な死に様はあちこちでニュースになりました。
 しかし、彼らを生かしておいたならどのような事になっていたかは、現在の欧米がはっきりと示しています。
『大きすぎて潰せない』と称する金融神話を悪用し、「賭けに勝ったら勝ち分はすべて独占、負けたら政府にツケを押し付ける」
 こんな理不尽な金儲けをしていた金融関係者を、生かしておくわけにはいかなかったのです。

 現在の欧米経済は、爆縮の過程に入ったと自分は思っています。
 因果応報は世の定理ですが、その円環がどこまで大きいかは死すべき定めの人間には正直分かりません。
(即座にブーメランが来るならまだ救いがある方で、見えない程円が大きくなったら返って来る力は洒落になりません)
 ですが、国家の活力を支える中間所得者層を、怪物化した金融の生贄にする欧米の制度が長続きしないことは、分かります。
 金の卵を産むガチョウを食費が嵩むからと絞めて肉にしてしまって、その後の稼ぎは一体どうするつもりだったのでしょうか?
 こんな事をして、欧米各国内の需要が回復すると思う方が、頭がどうかしています。
 欧米知的エリートのモラル水準は、はっきり言って朝鮮人と差がありません。ただ彼らほど大っぴらでは無いだけです。

 アメリカは一世代の間、欧州は数百年は(もしかしたら永遠に)この状態から脱却出来ないと、増田悦佐氏は予測していますが。
 指導者層の知的水準と激しい嫉妬心から推測して、自分は欧米は足を引っ張り合いつつ共に地獄へ落ちていくと考えています。
 アメリカが一世代で立ち直るというのは、正直甘い予測です。自分はそこまで楽観していません。
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